犬の瑕疵担保責任について
われわれブリーダーやペットショップは
健康な純血種犬を
お客様にお譲りする義務があります。
法律では中級より少し低い程度の
質の子犬を渡すようにとされております。
もともと病気であったもの、伝染病、
などはもちろん保障となりますが問題は
先天性のものでお客様が飼い始めてから
その症状がでるようになった場合は
トラブルになることが多いようです。
ここで問題となる法律があります。
瑕疵担保責任です。
これは販売者が購入者に対して
商品を最低限、問題なく使えること、
もしくは犬であれば普通に
生活できる健康な犬をお渡しするということが
義務付けされております。
これはブリーダーやペットショップには
過失がないのだけれども
後日現れる先天性に関して
販売者側はこの義務は負うという
法律です。
法的に争われた場合は
かかった治療費の請求、子犬の交換など
を購入者側が主張しますが
実際は難しい場合が多いようです。
販売者側の義務として
何の問題ない健康な犬でなかったという
分の値引き対応が瑕疵担保責任の
法令に照らし合わせて
裁判の判例になっているようです。
愛犬との暮らし応用編メニュー
|
